あとがき


今回「12日分」という長いマイアミ滞在記を読んで頂いた皆様、
本当に ありがとうございました!

本文に書き切れなかった事などを
この「あとがき」にまとめましたので、
もうしばらくお付き合い下さい。

先ず、本文の中でも何度か書いたのですが、
マイアミは「アメリカで有ってアメリカで無い」ような気がした。

英語を喋れる人がとても少ないし、何処に行ってもヒスパニック系の連中が殆ど。
ディナーで夜のオーシャンドライブに行った時のみ、
まとまった数の白人を見かけた。

僕達は今回、観光でマイアミを訪れた訳ではないので、
マイアミの全てを見る時間は有りませんでしたが、見た限りで言わせてもらえれば、
ダウンタウン・マイアミは一つの人種が偏りすぎてる気がした。

仕事ならしょうがないが、プライベートで又マイアミを訪れたいかと問われたら、
僕は「NO」と答える。

ハワイの事も「アメリカで有ってアメリカでは無い」という人も居るが、
ハワイには様々な人種が暮らしてる。
一つの人種が蔓延るマイアミとは少し違うと思うのです

アメリカの憲法に、密航だろうと、一度アメリカの地に辿り着いたら、
審査により「グリーンカード」が貰えるというシステムが有るが、
それを完全に逆手に取られた結末がマイアミのダウンタウンのような気がした。

この法案の真意は「亡命して来た人達を守る」だと
僕は解釈してるのだが、
キューバから手作りボートで来る人、
メキシコから徒歩でカリフォルニアの国境を越えて来る人、
全員では無いだろうが、殆どの人は単純にアメリカのほうが自国より豊かで、
金に成るからという目的だけでアメリカに来てるような気がする。

北朝鮮から自分、 そして家族の命までもをリスクにかけて
亡命して来る人達とは別次元の物だと思うのです。


まだまだ先だろうが、このまま法案を変えなければ、近い将来アメリカではいつか
MINORITY/マイノリティ(黒人などの白人以外の人種:少数派)」のほうが
MAJORITY/マジョリティー(白人:多数派)」を上回る日が来るような気がした。

アメリカでは白人は「MAJORITY」と言われておりますが、
それは単純に人口の話で有って、
それイコール「アメリカは白人の物だ」では有りません

アメリカは誰の物?、、誰が本物のアメリカ人?、、、?と聞かれれば、
僕は「アメリカン・インディアン」が元祖のアメリカ人で有り、
アメリカのような大陸を誰の物と括るのは事実上不可能なのですが
無理矢理答えを探すと、やはり先に述べた
「アメリカン・インディアン」しか思い浮かびません。


もの凄く大袈裟に言えば「白人は後から来た連中」
つまりマイアミに日々上陸してるキューバの連中と変わらないかもしれません。

回りくどい言い方になりましたが、
マイアミに滞在し、このまま行くと、アメリカの白人は
アメリカン・インディアンの歩んだ道を歩かされるような気がした。
歴史は繰り返すと言う言葉があるが、まさにその通りなのかもしれない。

沢山移民が入ってくれば、そのうち頭の良い奴も出て来る。
そのような連中が大きなビジネスを成功させたりして
しだいに力を付けて行くだろう。

本当にまだまだ100年以上はあり得ないと思うが、
今回マイアミに滞在して、いつかアメリカが白人以外の人間に支配される日が
確実に来ると思った。

それが良い事なのか、悪い事なのか判らないが
もしそうなれば、今のアメリカとは違うアメリカに成る事だけは判る


外国人の管理、又、外国人に関する法律が厳しく定められてる日本からは
想像も出来ない状態にアメリカはあるのだ。

日本で日本人以外の人種のほうが増え、インド人の顔をした
日本国籍の総理大臣が居る事など想像出来るだろうか?

今回マイアミに行って、アメリカの今後を考えた時、少し不安になった。
アメリカは何処に向かってるのだろうかと、、、

最後にお世話になったスタッフの皆様に一人ずつお礼を言わせて下さい。

プロデューサーの山木さんは仕事が出来るし
真剣に仕事に取り組んでる人という印象を受けた。
過去に音楽をやってた人らしく、感受性が高いように感じたし、
自身の人生を冷静に判断してる人に思えた。
初めて逢った僕を風貌で判断せず、中身で判断してくれた事に心から感謝しています。

今回名刺を頂いたので、もし僕が日本へ帰る事があれば至急連絡し、
キューバンカフェで山木さんの大好物で有る
「焼きバナナ」をつまみにビールで乾杯したいと思う。

ディレクターの笠井さんと逢ったのは今回3回目だったが、
彼とは何時逢っても「良い奴」という印象を受ける。
本当に「良い奴」なのだ!
今回の笠井さんのアシスタントを勤めた清水さんを見てて、
それから2003年11月に日本へ仕事へ行った時にも思ったが
若い世代(アシスタント・ディレクター)が彼をとても慕ってるように思えた。
笠井さんとの現場はいつも楽しいので、又何処かで仕事させて貰えるを
今からとても楽しみにしています

今回アシスタント・ディレクターを勤めた清水さんの英語力は凄かった。
ハワイには、10年もハワイに(アメリカに)住んでて
全然英語が喋れない連中がゴロゴロ居るのに、
たった2年間の留学であれだけ喋れるよう成る物なのかとホントに驚いた。
その英語力は今後の仕事にも大きく役立つのではないと思った。

それから清水さんはアメリカ留学時代、今回訪れたマイアミを初め、
ラスベガスなどあちこちをドライブしてたので土地勘も有り、
地図見方などは完璧だった。彼が居たからこそ、移動がスムーズに行った。

ニューヨークから来たカメラマンの小川さんと音声の川崎さん
日本人同士だから言うのではないが、
やはり海外で外部の技術さんを雇用する時は,
日本人同士のほうがスムーズな気がした。

小川さん、川崎さんが今回のような現場馴れてたのも
全てが上手く行った要因だとも思うが、
二人とも人当りが良く、カメラが壊れると言う最悪のハプニングも、
最小限のダメージにとどめてくれたような気がする。

ニューヨークの話も色々聞かせて頂き、
一度もニューヨークに行った事ない僕には面白い話ばかりで、
色々参考になりました。

今回この仕事をくれた「Pさん」、ありがとうございました!
いつも気にかけて頂き、本当に感謝しています
もっと役に立てるようこれからもっと知識を付けて行きますので
これからもよろしくお願いします

次回は何時に成るか判りませんが、又この旅シリーズを更新出来ればと思っています。
ここまで読んで頂いた皆様ありがとうございました!

MORTY


●あらすじ
人物紹介・まめ知識
●DAY1(1/14)

DAY2(1/15)
DAY3(1/16)
DAY4(1/17)
DAY5(1/18)
DAY6(1/19)
DAY7(1/20)
DAY8(1/21)
DAY9(1/22)
●DAY10(1/23)
●DAY11(1/24)
DAY12(1/25)
●あとがき

HOME