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2004年12月14日

お静かにお願いします

雑誌の撮影とテレビの撮影での最大の違いは音声です。

写真しか撮らない雑誌の撮影では、雑音の多い町中の撮影でも仕事は以外と出来ます。

しかしテレビの撮影の場合、インタビュー中に大きな雑音

(車のクラクション、飛行機、人の声など)が入ると、一度そこでテープを止めるか、

やり直さないとイケマセン。



今回の撮影で思ったのは、オアフの南側は飛行機が凄く通るという事です

普段は余り気にならなかったのですが、今回オアフの南側で撮影してた時、

1分に1回は旅客機、ヘリコプター、軍用機など、様々な機種の飛行機が通るのです。



その度に撮影を中断、もしくはやり直さないとイケマセンでした。



何度もやり直しが続くと、撮影してるほうもそうですが、撮影されるほうも大変です。

スタジオ、もしくはハリウッド映画のように道路を借り切っての撮影なら、

騒音もある程度コントロール出来ますが、ビーチなどでの撮影ではそうはいきません。



日本ではどうなのか判りませんが、ハワイでは、通行人など、余りそういう事を気にしないようで、

撮影中、すぐ横まで来て喋ってる人、撮影してる真後ろを横切る人など沢山いました。



ハワイ島のビーチでフラを撮影してた時は凄かったです。

撮影してるスタッフの輪の中まで入り、

鑑賞してる観光客がテークが終わる度に「今の意味は何に?」などと、

忙しい皆にイチイチ声をかけてきたり、駐車場がガラ空きなのに、

わざわざ撮影してる真横に、20年落ちで5分に1回、

戦艦の大砲のような
バックファイヤーをあげる車で

乗り付けたりと色んな事がありました。



そんな状況下でも何とか撮影をしてた時、10メートル位離れた所に1台のトラックが、、



トラックからは推定年令40才の男性が降りてきました。

エンジンは切ったものの、ドアは全開で、ステレオはつけっぱなし。

当然その音は、音声を取ってるマイクにかぶってます。



男性はこちらをチラチラとみてたので、撮影してるのは百も承知のはずです。



しばらく経ってもそこに居るので、僕が歩み寄り


「スイマセン、撮影してるので、

少しの間だけでも音を下げて頂けますか?」
とお願いすると、

その男性は2秒位置き、笑顔で
「NO」



このふてぶてしいジジイを音声さんの持つマイクで

フルスイングしてやろうかと思いましたが、

これ以上音を上げられてはマズイと思い、僕はその場を後にしました。



確かにビーチは皆の物で、僕達もそこを貸し切ってる訳ではないので、強い事は言えません。

その人に取っては僕らの撮影はどうでも良いか、ただ嫌がらせをしたかったのでしょう。



そのジジイは、その後もずーっと怪しい笑顔で

始めて人間を見る、ビックフットのようにこちらを終止観察してました。



少なくても僕はこんな人間にはなりたくないなと、その日は1日考えました



しかし!

これより凄いのは、撮影が始まった瞬間、

パーキングがガラ空きなのに、わざわざ撮影してるすぐ横の駐車スペースに車を停め、

窓を全開にし、
別れ話しをしてるティーンエイジャーです!



「頼むからよそでやってくれ!

タバコばかり吸い、今にも両方の肺が飛び出してきそうな

恐ろしい咳を四六時中し、一日1食しか食べず、

昼頃にはまったく使い物にならない(本当)

音声さん(お前の事だよチャーリー!!)が僅かな余力で持ってるブームマイクに、

別れ話しを切り出され、


すすり泣く女の声がカブっちゃってるんだよぅ!

投稿者 morty : 2004年12月14日 11:28

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