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2004年12月06日

第四回 エッセイ 「ENTER THE DRAGON」

ENTER THE DRAGON(邦題:燃えよドラゴン)。
70年代に幼少期を過ごした男で、この映画に影響を受けなかった奴は
居なかったのでは無いでしょうか。


今日テレビで再放送してたので、観たのですが、
いい!
ワンダホー!トゥー サムズ アップです!

何故この映画が今観ても良いのか自分で考えたのですが、
やはりブルースリーのアクションだと思いました。

少し前にも昔の狼男映画を観たのですが、ストーリーは良いのだけど、
狼男への変身シーンが当時では最新の技術を駆使したのでしょうが、
今見ると少し古いのです。

しかし
ブルースリー物はそういう廃れる部分がメインディッシュでは無いので、
今観ても良いのだと思うのです。確かに出演者の着てる服、
髪型(1人は男らしくアフロです、
ア・フ・ロ)からは
時代が、タイムズスーパーマーケットの駐車場で毎度焼かれる

フリフリチキン以上に
プンプン臭ってきますが、

これすら逆に今では新しく感じてしまうのは
少しひいきし過ぎでしょうか?


この映画が公開された当時は、家庭用ビデオデッキなどはNASA位しか持って無く、
観たければ、映画館に貴重なお小遣いをはたいて、何度も足を運ぶしか無かったのです。

僕も3回位観に行きましたが、行く度に2回は観てから映画館を出ました。
そして何故か映画館を出るとみょうに自分が強くなった気がして

「今、私にチンピラが因縁をつけてきたら、
今日がそのチンピラの命日になるであろう」

などを真っ昼間から夢を観ながら帰路に着いてました。

ENTER THE DRAGONを観て無い人の為に簡単にストーリーを説明すると、
ブルースリーが警察に頼まれ麻薬に関する疑惑の有る
「ハン」という男の個人所有の島で行われる武道大会に出演し、
ハンの陰謀を暴くという単純明解なストーリーです。

ハンにはボディーガードが居ました、
ボディーガードの男がガチガチの白人なのに、何故名前が

「オハラ」
と言うのかは、当時も今も判りません。

そして昔、清水健太郎というアイドルが売れた時、
彼の髪型を真似するヤングが増え、

「健太郎カット」成るものが誕生したのですが、
それが実はただのパンチパーマだった
というオチも未だに判りません。

映画を観てしばらくしてから僕もすぐ空手教室に通いました、
しかし一番嫌だったのは、どシロートなので当然ですが、
白帯です。
じゃ無いと格好わるい!

しかし
ここはポジティブシンキングに切り替え、
一刻も早く黒帯を絞めるには修行だ!と思ったのですが、
これも1日しか続かなかった。

この時は近所の神社に張り切って行ったのです。
道中に有った由美かおるが
ピンクのネグリジェでポーズを決める
金鳥フマキラーの看板に意味も無く励まされ、
樹齢100年位の大木に黒帯(しょうがなく白帯で代行)を巻き付け,
何故か柔道の一本背負いを練習しようというのが僕のプランでした。

しかし,ここで迷ったのは道着を着るタイミングです。

家から20分以上有る神社まで着て行くのは目立ち過ぎる。

村ですぐ噂になってしまう。
という事で神社まで上がり、そこでチェンジ。

しかし,何故か人目が気になり、一本背負いを2ー3度決めたら、
コソコソと家に帰りました。

その後その神社で夏祭りが有った時、
テキ屋の一つがプラスチック製のヌンチャクを売ってたのを僕は見逃しませんでした。
婆さんに泣きつき、
購入成功です。

家に帰り、早速道着に着替え、
気持ち良くヌンチャクを振り回してると、部屋の蛍光灯を粉々に粉砕し、

婆さんに「あんたそんな危ないもん、外でやれーや!」とドヤされました

この映画の放映と同時にブルースリーのドキュメンタリーも放映されたのですが、
そのドキュメンタリーの最後で彼は視聴者へのメッセージとして

「水になれ、水はコップに入れるとコップになり、
ティーポットに入れるとティーポットになる。
水は攻撃を吸収するし、コンクリートのように硬くもなる、
BE FORMLESS MY FRIEND(友よ形を持つな)」
と言いました。

これは簡単に言うと「形に捕われるな」という事だと僕は解釈しました。

そしてこの言葉は武道の世界では無く
全ての生き方に応用出来るのでは無いかと思いました。

投稿者 morty : 2004年12月06日 10:42

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