「アロハ航空倒産」
アロハ航空が倒産し、営業を完全停止した。
数年前から破産してるとのニュース報道はあったので、今回の完全営業停止に関しては驚きもしなかったが、アロハ航空が倒産理由の一つに「UNFAIR COMPETITION/不公平な競争」を上げてるのには、島で競争相手が居ないまま、ぬるま湯で生きて来た企業の情けなさを感じた。
正確な日は覚えていないが数年前位から「GO」という航空会社がハワイ各諸島へのフライト・ビジネスに参戦してきたのだが、「GO」は片道$50以下という信じれないような安さで航空券を販売し始めたのです。
名指しこそしなかったが、アロハ航空が不公平な競争相手として訴えてるのは「GO」で有る事は鮮明で、自分たちより安くサービスを提供出来る会社を「自分たちよりビジネスが出来る」と認めず「不公平」だと最後の最後迄泣き言を言うのは何とも情けなく感じた。
どうせなら目一杯のアロハ・スピリッツで「今後のハワイの空を担う会社に成って欲しい」と言えなかったのだろうか。自分の会社が倒産したのはよその会社のせいではなく、ハッキリ言えば、自分たちがその窮地を乗り越える頭と体力が無かっただけ。実際コレ迄のライバル会社だったハワイアン航空は現在もビジネスを続けてる。
「GO」と同じ金額までチケットの値段を落とせないのなら、その分、差額相当のサービスが無いと客が離れて行くのは馬鹿でも判るし、このようなビジネス競争はそこら中で年がら年中行われてる。航空会社に限らず、レストランだろうと洋服屋だろうと、ダメな会社がつぶれて行くのは当たり前。
簡単な例をあげると、トヨタのカローラはメルセデス・ベンツより遥かに安い。しかし、何故メルセデスが今日まで生き残って来たかというと、彼等の車が1000万支払う価値があるからではないだろうか。つまり品質が値段相当だと言う事では。
又、アメリカにはユニオンという物があり、これは直訳すると組合なのだが、会社が有る程度に成ると従業員が団結しユニオンを組む。ユニオンを組む事により、給料の値上げ交渉も一人ではなく団体でやるのでやりやすく成るのですが、このユニオンがくせ者で、彼等は会社の社員で有るが、殆どがビジネスの舵は取れない人間達。つまり会社経営者には成れない人達。
ストライキを起こし、「給料を上げてくれ」、「定年後も保険を使えるようにして欲しい」など、将来を見据えた会社運営を軸にした考えではなく、個人の私財を第一に考えてる人達により形成されてるのが僕の印象です。彼等に取ってその会社が彼等らが死んでからも存在するかどうかどうでも良い事であり、会社を経営してる連中、又は株主とは根本的に考え方が違う一般ワーカーなのです。
少し前にタイムスというスーパーでユニオン連中のストライキが起き、ユニオンの連中が店の敷地内に客が車で入れないよう、駐車場の入り口をノロノロ団体で歩いて、入り口を完全にブロックしてたが、彼らのストライキに何で一般客が巻き込まれないといけないのか判らなかった。
そんな事をすれば彼らが掲げて歩く「会社は不当だ」のサインの信憑性は益々消費者に伝わらないと思うし、彼等が訴えたいのは店のオーナーなのだから、一般客の買い物客には迷惑をかけず、店のオーナーの自宅前でプラカード抱えてて欲しい。
彼等のパフォーマンスの間、客は店にも入れず、その間、店の収入はさらに落ちるんだけど、収入が落ちてるのに、賃金の値上げに合意出来るかを一度でも考えた事があるのだろうか?
ストライキが終わり、職場に戻った彼達に駐車場に入れてもらえなかった客はそれまでと同じような笑顔で迎えれるだろうか?僕には出来なかったし、それ以降の彼等の笑顔はフェイクにしか見えなかった。自分達の要望が通り、予定通り私財を肥やせた人間が笑ってるようにしか見えなかった。
不当な雇用条件は改善されべきだし許される事ではない。しかし、視点を変えて考えると「自分の要望通りの条件で働けない=自分の技量不足」ではないだろうか。つまり自分が希望してるような生活レベルに達せないのは会社の責任では無く、その人間のクオリティーに問題があるのではないだろうか。(一部、事故、病気など自分では防げない理由などにより人より辛い人生を歩んでる人には同情するし、彼等が人より辛い人生を歩んでる事は理解しています)
言いたい事をまとめずにココ迄書きなぐって来ましたが、伝えたかったのは人生で起こりうる様々な逆境は基本的には自分に責任があるのではないかと言うです。そこに辿り着いたのは自分。やな事が起きる度に人の責任にしてたら切りがない。どのような状態に成ろうともそこから前に進んで行く奴は必ず出てくるはずで有り、僕はそのような人間に成りたいと思っているのです。
文面の中で極端な表現もありますが、イチイチ補助コメントを書いてたら切りがない無いので、そのような説明文は大幅に省きました。この記事を読み、不愉快な思いをされた方などおりましたら、僕の文面より、使えたかった内容を重視して頂ければ幸いです。
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追記:
昨日のニュースでホノルル航空内を回るシャトル・バス「WIKI WIKI SHUTTLE BUS/ウィキウィキ・シャトル・バス」が契約を終え、ロバーツという大手観光バス会社が引き継ぐと放送してたが、その際、これまで17年間働いてたドラーバーの殆どを再雇用しなかったというのだ。
これまで「WIKI WIKI SHUTTLE BUS/ウィキウィキ・シャトル・バス」を運転してたドライバー連中はユニオンを組んでたが、ロバーツにはユニオンは無い。ロバーツは長年その職場で働いてたうるさそうな組合員を完全に排除するつもりらしいが、これを聞いた僕は、解雇され行き先を失ったドライバー達を可愛そうだと思わなかった。これがリアリティーであり、むしろ17年も安泰で働いて来れた事を良い思い出にし、先に進んで欲しいと思いました。
コメント
他人のせいにするというのは・・・・・・ね~・・・・
風土の違い?日本もバブル崩壊とかあって少しは変わったと思うけど・・・・・・東京は産業が腐るほど有るけど、島だと産業が少ないから大変だよね
投稿者: kozy | 2008年04月12日 08:21
kozy
アメリカ人に比べると、日本人には「まずは人のせいに、、」というスタンスが一般化してる感じはないが、ハワイを訪れる観光客をみてると、残念ながら少しずつ増えてるようにもみえる。
この記事で伝えたかった事が上手く伝わったかどうか判らないが、ユニオンの考え方や、やり方は「皆でやれば怖く無い」みたいな部分があり、そこが好きに成れないんだよね。ユニオンの行動全てがそうじゃないと判ってるんだけど、、。
それからkozyの言う通り、競争に馴れてないのもあると思う。ハワイ各諸島間の貨物船便は何十年も一つの会社が独占してるしね。
今回のアロハ航空の一件では、一生懸命仕事をしてたのに仕事を失った人達は可愛そうだけど、新しい人生のステージに入るのだとポジティブ考え、過ぎ去った過去よりも先に目を向けて欲しいと思う。生きてれば嫌な事やしんどい事は絶対有るし、それらを乗り越えて行かないとしょうがないからね。
投稿者: morty | 2008年04月12日 09:21
ふ~む。ユニオン。
私は今までずーっとフリーで仕事をしてるけど、本当に波は激しいよね。
以前の職では「ショービジネス」の組合が日本でもあるといいなあと思ったもの。
プロデューサーは出演者の「足元」をみてギャラを設定するし、出演権の交渉なんてスターでない限りは出来ないのが現状だったから。
でも今はブロードウェイでのストのニュースを見たりすると、まあいろいろと思うところもあるよ。
勿論「不当な労働や報酬」に関しては会社員も声を上げるべきだよね。
そして必要以上の自己主張というものの線引きも難しいなあと考えさせられた。
「組合=善」という図式だけではないかもな、と。
投稿者: chiko! | 2008年04月12日 19:27
chiko
基本的なユニオンの趣旨が「群れで会社に対抗出来る体制」であり、対抗するのは金の事が基本だから、何となく自分にはポジティブに映らないのかもしれない。
それぞれの人間の稼ぎはその人間の金を稼ぐ能力に直結してると思うんだよね。勘違いして欲しく無いのは金が稼げない人間のクオリティーが低いと言ってるのではない事。金が無くても人間として素晴らしい人は沢山居る。
マザー・テレサの「私たちは大きな事は出来ませんが、小さな事を大きな愛でやる事はできます」なんて言葉を聞くと金が欲まみれで汚いものにすら感じる。
「収入=その人間の稼ぐ能力」の例としてビル・ゲイツが居る。あの人はまだ世の中の殆どの人がコンピューターを見た事無い時代に、20年後には一家に1台はコンピューターが有る絵が鮮明に見えてと思うんだよね。これは彼の才能であって、それにもれなく付いて来たのが、今の収入だと思うんだよ。
時給$5で働いてる人に「不公平だ」と言われても、「それならもっと稼げるように何か考えたら?」としかわしには投げかける言葉が思いつかない。
又、長々と書いたが、ようはユニオンも時には良いかもしれないけど、最終的には自分の人生は自分で何とかしようよ!ちゅー事かね。
投稿者: morty | 2008年04月12日 20:26