「集い」(つどい)
今日から新しい現場が始まりました。
この日迄詳しい撮影内容を聞かされてなかったので、撮影場所である「ハワイ・コンベンション・センター」に着いた時は知らない惑星に不時着したのかとさえ思いました。
この日ここで開催されてたのは「MAGIC THE GATHERING/マジック・ザ・ギャザリング」で、直訳すると「マジックの集まり」。
しかし、手品師の祭典では有りません。
もっともっと奥の深いディープなカーニバルなのです。
僕も今日まで知らなかったのですが、実はこの「MAGIC THE GATHERING/マジック・ザ・ギャザリング」、怪獣や魔法使いの絵が書いてるカードでゲームをし、勝敗を競うプロトーナメントで、何と優勝賞金4万ドル!(約480万円)
会場に入ると、幾つもテーブルが並べられており、世界各国からこのトーナメントに参加してる100名近い選手が手に汗握るハードバトルを展開中。
このような空気に馴染みが無い僕は,一瞬たじろぎましたが、コーディネーターとして「己」の仕事をまっとうせねばという自己責任感に奮い立たされ、何とか平常心をキープ 。しかし目は既に涙目。
気分は深夜に道に迷ってしまい、うっかりニューヨークの危ない裏通りに出ちゃった観光客です。
会場内を歩いてても「さっきの最後の呪文凄かったなーーっ、あんな使い方初めて見たぜ!」などと、非日常な会話が実にフランクに交わされており、言葉の通じない異国に来たような気分を体感出来ました。
前日に、昨年優勝した日本人選手が予選で消えると言う大ハプニングが有り、この日は唯一残る日本人選手1名を追いかけたのですが、彼も破れ、明日のベスト8のみが参加出来るセミファイナルには日本人が一人も居ない状態に成ってしまった。
写真で御覧頂けると思いますが、ベスト8に残るこの試合ではテーブルの回りにお立ち台が作られ、そこから観戦するギャラリー達は選手の一手一手に歓喜の声を上げるのです。
試合では互いのカードをシャッフルする(インチキが無いようにだろうか、、?)
のですが、皆ラスべガスのカードディラー並に手つきが良く、流れるような動きでカードをシャフォー!無駄な動きなど一切無く、それが逆に少し不気味な感じすらしました。
会場では実際のカードも販売されており、値段は$7〜。意味が判らないのですが、たぶんカードのキャラによって値段が違うのだと思われます。
日本人選手はもう一人も残って居ないのですが、チャンピオンが決定する明日のファイナルも撮影するので、僕は明日もコンベンション・センター、,いや、ギャザリングに行きます!集って来ます!