「焼き肉バースデー」
「スタッフの女性一人が誕生日なので、土曜日に皆でディナーに行くつもりなんだけど、mortyもどう?」とのお誘いで、ちょうど仕事の合間だった僕は久しく逢ってない皆に逢いに行く事にしました。
女の人の誕生日に「焼き肉」、、、、、、。少し変かもしれないが、最近「焼き肉」が喰いたいモードだった僕にはそんな事はどうでもいい。大歓迎である!(実は当初、新しくヤング・ストリート沿いにオープンした「はっけい」という鍋料理屋でバースデーを祝うはずだったのだが、この日は午後8時半からしか予約が出来なかった為、急遽「焼き肉ソウル」に変更されたのだ)
店内はゴールデンタイムの午後7時と言う事で激込み。予約してたから良かったが、もし予約をしていなかったら絶対11人も座れなかっただろう。ここのオーナーさんと知り合いだと言うマネージャーさんが魅せた見事なコーディネーションです。
僕が最後に「焼き肉ソウル」で食べたのはもう1年位前で、味はまったく覚えていませんでしたが、肉も付け合わせの料理も美味しかったです。
一番驚いたのはお店のスタッフの動きが「音速」より早い事。「まったりハワイ」では考えられない動きなのです!日本一忙しい居酒屋さんの店員もひれ伏す程のスピーディーなその動きは、サバンナのスプリンター「チーター」がのろまな亀に見える程でした。
のんびり肉を焼いていようものなら、「もっと喰え!」とばかりに店員さんにどんどん肉を網に乗せられます。
通常こちらからリクエストしないとイケナイ焼き網の交換何てここでは一切無用。
そろそろ「網変えてもらいたいな〜〜」と心に念じた瞬間、問答無用で店員さんは網を交換にやって来てくれます。
馴れた手つきで、すばやく新しい網をセットし、その上からそれまで使ってた網に乗ってた肉を工事現場現場の着いたダンプカーの後ろの荷台から滑り落とされる残土のようにまき散らす!
それまで愛情たっぷりに綺麗に並べられて焼かれてた牛タン達は、今迄乗ってた網を転がり落ち、新しい網のコーナーに山積みに。
しかし、そんな事はおかまい無し。そう、ここではそんなのはちっぽけな事なのです。ここではスピードこそが命なのです!どれだけ早く交換したかがもっとも重要なファクターで有り、全ての肉が交換した網の上にさえ乗っかっていれば着地成功なのです。
最後にもう一つこの店が普通の店と違う所は、どの店員を呼び止めても対応してくれた事。これは日本では当たり前かもしれませんが、チップ制度の有るアメリカでは、通常は自分のテーブルを担当するウェートレス以外に何かを頼むと「あなたの担当ウェートレスに伝えます」で終わるのが殆どなのだ。
多分ソウルではチップの総額を最後にスタッフ全員で割ってるのだと思うのだが、焼き肉のようにこまごまと料理を頼む所では、このようなサービスは凄く良いと思った。
開食から2時間後、 群れで仕留めた水牛をたらふく食らったライオンのように、我々全員の胃袋は全てのしわが伸びきってる状態に成った。「もう牛タン一切れも喰えん、、、」と誰もが思ってたその時、マネージャーさんが又もやオーナーさんと知り合いだからこそ成し得たトリックを披露。
そう、「持ち込みバースデーケーキ」の登場である。
店中の視線を浴びながらも容赦なくHAPPY BIRTHDAYを歌う我々一同。
11人と言う中途半端な数に、どのようなケーキカットを魅せるのかと心配したが、マネージャーさんは往年のスキルを余す事無く我々に披露し、このむつかしいカットを難なく成功させた。(それぞれサイズは違ったけど、細かい事言うんじゃねーーーよ!!)
「焼き肉ソウル」を出たのが午後9時半。もう少し飲みたいという数人と僕はすぐ近くの「SLAMMERS/スラマーズ」というローカルバーに。
土曜の夜と言う事も有り、店内はかなり込んでた。バドワーザー主催のじゃんけん大会なども開催されてたので、MCの喋りが轟く店内はけっこううるさくて、同じテーブルに居る人間と話すにも、かなりの大声で喋らないとイケナイので、ここに着て僕は30分で声が枯れた。
又、肉を喰いすぎた僕は、ここではもう余り飲む事が出来ず、1時間程で店を出て帰路に着いた。
パートとは言え、1年近くも働いた職場の連中との再会は楽しく、僕が職場を離れても誘ってくれるのは嬉しかった。
2月〜3月に予定してた仕事が幾つかキャンセルに成ったり、日にちがずれ込んだりしたので、2月末〜3月中旬までは少し空き時間が出来そうなので、もし少しでもバイト出来るのならやろうと思っています。